世界一愛されている高級ブランド ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
- 2019.11.18
- ファッションハイブランド


ヴィトンにはタイタニック号沈没事件で伝説的なエピソードを残しています。引き上げられたヴィトンのトランクには水が一切入っていませんでした。
その圧倒的な技術力と数々の世界的アーティストとコラボするほどのデザインで最も価値のあるファッションブランド2019に輝いています。
ブランド価値はおよそ5兆円にのぼりこれはトヨタの企業価値とほぼ同じくらいになります。
なぜこんなにもヴィトンは我々を引き付けるのでしょうか?
ルイ・ヴィトンの歴史

普段ならここで何年に創業したのか、から始まるブランドの生い立ちを書きますが、ルイ・ヴィトンの歴史は創業者『ルイ・ヴィトン』その人の歴史です。なので今回の始まりはこう、、、
ルイが16歳の時、彼はトランク職人となること決意します。この後ヴィトン家が何世代にもわたり引き継いでいく仕事です。
1837年にパリのマレシャル氏のもとで見習いとして働き始めます。すぐにアトリエ内で重宝される職人に成長しました。その後17年マレシャル氏の下で働き、ヌーブ・デ・カプシーヌ通り4番地で自らのアトリエをオープンさせました。

1886年、息子のジョルジュ・ヴィトンが旅行用のトランクに堅牢な錠前をつけそのまま金庫としても機能するトランクを発表しました。
1900年代には模倣品が大量に横行していました。そこでジョルジュが『モノグラム』を発表。現在でもルイ・ヴィトンの売り上げの60%以上を占めているデザインです。発表後すぐにパリで大ヒット、ヴィトンはさらに飛躍しました。
現在ではご存じの通り、トランクだけでなく、アパレル、ファッション小物、コスメと多くの分野を手掛け高級ブランドの代名詞となりました。
冒頭で紹介した通り2019年の最も価値のあるブランドランキングでは5兆円でトップに。
水に浮くトランク

確かに水に浮くトランクはすごすぎますが、ここで言いたいのはヴィトンの製品のクオリティの高さです。
タイタニック号の件もそうですが、ヴィトンのトランクは防水性が高く、それでいて軽量で丈夫に作られています。
その頑丈さは金庫にもなるほどで、錠前は特許がとられており防犯の面から見ても最高レベルに安心なんです。
モノグラム

ヴィトンと言えばやはりこの柄ですよね。誰がどう見てもヴィトンの製品だという事がわかります。
もとは模倣品対策の面も考慮されているため、このLとVを掛け合わせたモノグラムは職人によって書き上げられます。
このモノグラム、実は日本の家紋に影響を受けておりジャポニズムに深いかかわりがあるんです。
もう一つのヴィトンを代表する『ダミエ』も日本の市松模様から来ているそうです。

日本で大変人気がありますが、製品のお値段は高級ブランドの中でもさらに高い部類に入ります。さらにブランドイメージを守るため確実に売り切れる分しか生産せず、セールは絶対に行いません。
一生使えるトランクやトレンドに左右されることないデザインのファッション小物などがありますが、下手すると買うのに一生かかるかも。。
一度は使ってみたいですね。
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