本物志向のストリートウェア ストーンアイランド(stone island)
- 2019.11.20
- ファッションハイブランド


シュプリームやナイキラボとのコラボレーションから一気に若者の間で話題になったイタリアのカジュアルファッションブランド。
一貫してメンズアイテムを開発販売していますがそのデザイン性の高さから女性のユーザーも増えてきています。
ストーンアイランドの歴史

1982年、イタリア・モデナ郊外のラヴァリーノで創業しました。
翌年、イタリアの大手繊維メーカーのGFTグループと合併、それまでデザイナーのマッシモ・オスティが製作していたミリタリーウェアに加えコレクションの展開を開始。

1989年、周囲の温度によってカラーが変わっていく『Ice Jacket』を発表し近未来的で斬新なデザインのジャケットは話題を呼びました。
1999年、『silver jacket』『bronze jacket』を発表。この頃にはオスティは退いていて後任のポール・ハーヴィーが監修。
2008年にはポールも引退しデザイナーは交代。デザイナーが変わっても革新的で未来を見据えたスタイルは全く変わらず世界中から注目を集めいています。
ストリートでの人気

もともと機能美が美しいスポーツウェアを中心としたコレクションを揃えてきたストーンアイランドですが、最近は特にストリートファッションで注目を浴びています。
その理由は何といってもコラボでしょう。
シュプリーム、ナイキラボ、カニエウエストなどなどストリートファッション界には欠かせないブランドと手を組んでおり若者のなかで注目度は急上昇しました。
未来を感じさせるデザイン

創業すぐの頃も、どのブランドよりも早くミリタリーウェアに注目し、その機能性と奇抜なデザインを武器に注目を集めたり、アイスジャケット発表の時は科学の最先端技術をファッションとして昇華。
現在でも素材にはステンレススチール、ブロンズ、その他の貴金属などおよそ服にはなりえないような素材を魔法をかけるかのように、革新的なデザインの服に変え、世に送り出しています。
常に先をいくデザインですが決してド派手なわけでなく、確かな機能に裏付けされた美しさです。
ガーメントダイ

これはストーンアイランドが最も得意とする染色方法で一般的な染色の手順の逆をたどります。
製品が形になってから色を付けるのです。
このテクニックには勇気がいりますが、ストーンアイランドは難なく壁を越え独特の風合いを出すことに成功しています。

ストーンアイランドの服は一言でいうと面白いんです。ブルゾンにパラシュートの素材を使ったりコットン糸のみで高い撥水性のフィーるふぉコートを開発したりと、本当に技術の最先端を機能美としてファッションに落とし込んでいます。
本物志向で意識の高い人がカジュアルにキメたいと思った時。ストーンアイランド一択でしょう。
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